【証拠より論】Prolongationプロロンゲーションは知らなくていい。以上、解散。
でも、英語のウィキペディア書いた人はプロロンゲーション信者っぽかったから、ガチ勢の中では支持率高いのかも。
結論
プロロンゲーションは楽曲中、ずっとキーのコードが鳴ってるって考える考え方。そのキーのコードが持つ雰囲気が曲を支配してるって考える考え方。
プロロンゲイションの英語の意味
=長引かせ、先延ばし、延長
プロンゲーションとは
音の高さ(音符)、音程(和音)、三和音を上手く使うことで、実際には音がなっていないミュートの間にすら上手く雰囲気を感じさせるプロセスのこと。
シェンカー理論の基盤のひとつ。
音楽理論のトーナル音楽で使われる概念。
現代音楽には言えない面もある。
音符、またはコードが鳴っている。
最も重要度の高い階層(たぶんc1の階層なのかc5の階層とかそういう話)の音符、もしく3和音がその重要なトニック。
このトニックが楽曲中ずーと、流れているイメージ。つまりこれが基盤になってるってこと。
適応条件
プロロンゲーションはだんだん楽器が出されていく系の音楽に言えることが多いらしい。
プロロンゲーションが適応されていると考える条件は
1、協和音と不協和音の区別が明確につく曲であること
2、スケールが曲中で変わらないこと
3、全体的に音符にブレがない(「これって言うメロディがある」「ある階層に音符が集まりがち」など)
4、和音と声部連結が明確に関係していること(ピッチがブレまくるなどごちゃごちゃ和音じゃないこと)
用語
※シェンカー理論
ハインリヒ・シェンカーとかいうオランダ人のおっさんの考えた理論。クラシック音楽を分析するためのもの。でも英語圏の現代音楽にわりとガッツリ影響を与えてるらしい。「シェンカー分析」とかいうのが有名らしい。ネットでは英語でしか解説してるのが無かったのでまだ読んでない。
※終止音
終止形が使われる時の解決音。たぶん。てかこれ出てきてなくね? なんで書いた?
※音色音楽トーナル音楽≒調性音楽
主音(中心音、トーナルセンター)がある。主音は音階の最初の音のこと。つまり基準がある音楽のこと。多分キーがある音楽全般。ほぼどれでもそやけど。
ちな、そうでない音楽はアトーナル音楽。