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メロディ学を他人から学ぶ。それなんとかかんとか。

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人の理論だから、ちゃんとしたやつ。

 

作曲のしかた #2.メロディーの動き方 | 一夜漬け音楽理論

 

 

 

メロディの動き方

メロディーの動き方を整理してみます。 

ある瞬間の音符が、1つ前の音符に対してどのように動いているかです。 

[1]移動する

隣の音に移動する(ド→シ、ド→レ)スケール上の隣という意味です

[2]飛ばす

隣の音以外に移動する(ド→ミ)どれだけ飛ばすかによってかなりパターンがあります 

[3]繰り返す

同じ音をくり返す(ド→ド)

[4]延ばす

一つの音をのばす(厳密には動きではないけど)

[5]無音

発音しない(休符のこと。これも動きではないが) 

 

この5パターンを意識するときれいなメロディーが出来るようになります。

どう意識するかというと、だいたい一連のメロディーが4小節~8小節だと思うのですが、 その中に5パターンを全て(なるべく多く)入れると良いメロディーになります。

どの音を選ぶか

コードの構成音のみで作られたメロディーならば、
そのコードとメロディーは合うはずです。

では、構成音以外の音をどのように使えば良いのか?

[1].構成音から始まって隣に移動した後、さらに移動して構成音に行く

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[2].コードが変わる直前に次のコードの構成音に移動して、コードを変えた後もそのまま同じ音を継続する

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[EX2].コードを変える位置をずらせば構成音という事になる

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基本的な考えとして、構成音以外の音は一時的なものということです。
構成音以外の音を何回も続けたり、長くのばしたりするのはよくありません。

また、構成音以外の音に飛ばすのもよくありません。

メロディの入り方

メロディーの入るタイミングというのを考えてみます。
要はメロディーの最初の音符が小節に対してどの位置にくるかです。

[1].小節の頭ぴったりから入る

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[2].メロディーが先行して入る

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[3].休符から入る

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の3パターンです。

これも意識してなるべく多くのパターンを取り入れると良いです。
例えばAメロ、Bメロ、サビという構成の曲の場合、3回とも同じ入り方のパターンにせず、1回は違うパターンで入りたいところです。

メロディにどんなコードを合わせるのか

以前、コードの構成音以外の音を続けたりのばしたりするのは良くないという話をしました。
しかし、それはあくまでも『基本的な考え方として』 です。

今回は、コードの構成音以外の音でメロディーを作ってはいけないのか?というお話です。
答えは、NO! つまり、構成音以外の音でメロディーを作ってもいいんです。


例えばメロディーが『ソ』だとして、それに合うコードを考えてみます。

当然Gは構成音だからOK!
CとEmも構成音だからOK!

Amはどうでしょう?
『ソ』は構成音ではないけれどもOKです!
(Am7のコードにすると構成音という事にもなる)

Fはどうでしょう?
『ソ』は構成音ではないけれどもOKです!
(F9やFadd9のコードにすると構成音という事にもなる)

Dmはどうでしょう?
『ソ』は構成音ではないけれどもOKです!
(Dm11やDm add11のコードにすると構成音という事にもなる)

え? 結局どのコードでもOKじゃん?
そうです。どのコードでもOKですw

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じゃあどういうコードがダメなの?
最終的なその判断はあなたの感性としか言いようがありません。

音楽というのは芸術です!!